うちの猫アビくんが旅立ちました。

お久しぶりです。
東京という街に超してきてもう半年以上も経ったんですね。


今日の朝のことです。
一緒に宮崎から飛行機に乗ってやってきたアビくんが天に旅立ってしまいました。
あまり配信等に映らなかった猫なので馴染みは薄いかもしれませんが僕の大事な大事な家族でした。

正確には覚えてないのですが恐らく17歳ぐらいでした。
昨今の事情を猫事情を鑑みるともう少し長生きしてくれても良かったんじゃないかなとも思うのですが多分、亡くなったオカンの元に行きたかったんじゃないかなと。
俺よりオカンに懐いてた猫でしたから

ここ何日か前から露骨に食欲が落ちてきたなという感じがあって
つっても缶詰を大量買いしてたのでお腹すいたら嫌でも食べるやろって朝晩と缶詰を交換してたんです。
それでも3、4日前までは食べてる感じがあったんですが仕事から帰ってきてもほとんど食べてないぐらい残ってたんです。
もしかしたら食べてる感じあるって思ってたけどもう一匹のヒロくんがさりげなく食べてたのかもしれん…。


亡くなる10日前に俺のトイレに舌なめずりしながら乱入してきた時はまだまだ長生きしそうな感じだったのに
見てこの悪いこと考えてそうな顔!人がトイレ中なのに!!


9月21日にたまたまお姉ちゃんがウチにやってきて「お漏らしとなんか凄い水分があったから片しといた」って写真が送られてきたんですが、その凄い水分ってのは戻した後で胃液だったんです。

そりゃそうか。何も食べてないもんなって
ほんでアビが好きだったmiawmiawのウェットフードを何個か買って帰って早速上げたんですが興味すら持ってくれませんでした。

それでもえづいて戻すのでいよいよちょっとヤバい雰囲気を察して、お姉ちゃんに動物病院に連れて行ってほしいとお願いしました。


快く了承してくれてアビの症状を書いたメモとお金と診療所のカードを準備してケージにまとめようとアビのケージを引っ張り出した所で、何か嫌な予感を察したのかおぼつかない足取りでテクテクやってきてケージを組み立てる邪魔をしだしたんです。


ここまで弱ってる猫を無理やりケージに入れて病院に連れていくのも憚られる思いでしたがバカみたいに軽くなったアビをどかしてケージを組み立てました。


アビは玄関の土間にコテンと横になるとふと天井を見上げてたのを覚えてます。
玄関の天井にはお母さんが大事にしてたダンボのぬいぐるみがあるんですよね。
多分、お母さんがそこまで来てるのかなんてまた涙が

かと思えばまたふらふらと、普段俺の部屋になんて寄り付かなかったのに俺のベッドの脇にきてコテンと横になったりと

そこからもう起き上がることはありませんでした。

荒い呼吸に瞳孔が開ききった目、ヨダレは出てるのな乾いてしまってる鼻。
失禁もしてしまってもしかしていよいよなのかなと傍でアビに話しかけてあげました。

そのうち、夜も遅かったので寝落ちしてしまい、朝アビを見るとまだ荒く呼吸してはいたのですがまだ生きていてくれたとホッと胸を撫で下ろした。

ヨダレまみれの顔を吹いて失禁したシートを交換して
仕事に行く時間が差し迫った中で今出来ることを精一杯してあげました。

んでお姉ちゃんにもし病院で何やってもダメで延命措置しかできないって言われたらもう自然の任せるままに的な事をお願いするLINEを送った。

送ってしばらくアビの傍で撫でてあげてると急に体が痙攣を始めだした。
いよいよだなんて妙に冷静な思考に自己嫌悪を感じながらアビに呼びかける。
人間だって耳だけは最後まで聞こえてるって言うんだし猫だってそうでしょう。

何度か痙攣した後、呼吸も弱くなってとうとう止まってしまった。

お姉ちゃんに亡くなったから保冷剤で身体を冷やしてあげてほしいとお願いして、俺の部屋からクーラーが効くリビングに移動させることに

馬鹿みたいに軽くなった元おデブ猫をリビングに寝かせて仕事に出た。
もしかしたら俺が寝落ちしてた時、こいつ俺より先に死んだんじゃねーのなんて思ってたのかもしれない。
んで俺が起床して安心して逝ったのかもしれない。


その後、お姉ちゃんと姪が来てくれて寝かせっぱなしだったアビを綺麗に整えてくれた。
ホントにありがとう。


俺が高校一年生ぐらいの時にオカンの知り合いが飼ってる猫が子猫を産んだと、その子猫達を保管所に出すって聞いたオカンが慌てて1匹貰って帰ってきた。それがアビ。
内弁慶で知らない人とか大きな音には敏感にびびっちゃう猫だった。


でも初めての飛行機におっかなびっくりだったけど頑張って東京まで一緒に着いてきてくれた。
歳が歳だから死んじゃうかなとか覚悟してたけどちゃんと東京の街に一緒に来てくれた。


ありがとうアビ。


なんかヒロくん(もう1匹の猫)が悪さしてオカンとか俺に怒られてるとヒロを追い回して一緒に怒ってた。
でもアビの追いかけ方が激しいから結局アビも怒られるっていうパターン
なんだかんだで二匹は兄弟みたいに仲良しだったと思う。映ってる写真大体にひき一緒の場合が多いし


よく食べてよく寝てよく食べるおデブ猫ちゃんだった。
中でも刺身、カツオが大好きで宮崎にいたころに晩飯に並ぶとアビの分って一切れ渡すと丸々ぺろっとたいらげるほど好きだったなー
こっちにきてもカツオの刺身食べさせてあげればよかったな……。

追記。
翌日、9/23日に火葬しましてアビくんは名実ともに天に旅立ちました。
骨も元気だったなとうかがえる程逞しく残っており、小さなケースにお骨を入れてくれるサービスがあったんですが残ってるしっぽの骨が太すぎてケースに入らないなぁといわれるほど


最後にと残った弟分のヒロくんと一緒に記念撮影。
ここ数日のせいか妙に疲れてる顔してる気がしますね僕とかw。



アビ
2023年9月22日。7時18分永眠。


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