ルナティックドーンテンペストをクリアしました【感想】

初めに言うけど俺はルナドンシリーズに触れたコトはありません9です

某リサイクルショップで100円で買ったけど面白かった
今この時代でフルプラで買ってこれだったらキレてるかもしれん。

シナリオがシェイクスピアの戯曲を扱ったシナリオだそうで
つってもシェイクスピアってNP20とBusterバフかけれるぐらいしか知らないんですよね……。

◇新しい戦闘システム「AIBS」が楽しい

お互いに攻撃と防御を繰り返して戦うターン制なんですけど
攻撃を防がれない限り殴れるっていう。逆もしかりで防がないと殴られ続けてしまうっていう

ワンパン即死の強敵相手でも防御さえ上手くいってればいつかは倒せるので緊張感のある戦いができる
必ずしもずっと殴れるわけじゃないんですけど

◇複数体出てきたの処理がめんどくさい

仲間は基本的におらず、一人での戦闘が多い。なので複数体出てきたら、一回、一体一体ずつ熱いAIBS戦闘をしないといけないのがテンポ悪いですね
他作品のRPGみたく一ターン一回攻撃→終了とかじゃないので。
中盤まで頑張れば全体魔法を覚えるんですが魔法の使えるタイミングは、プレイヤーのターンの最初だけ
しかも大体、敵の先制から始まるのでよっぽどじゃないと先制一掃っていう流れはなかなかできない

◇装備の自由度が足りない
まず盾の話から。

防御時に敵の攻撃をガードする盾が出てくるんですけどこのエリアの大きさってレベル固定？
大きいに越したコトは無さそうなんですけど個人的に小さいほうが相手の動きを見れるからガードし易かった。
盾の良し悪しで盾エリアの大きさが決まるのかと思ったけど一回大きくなると固定されてしまうっぽいなぁ

故に最強の盾を手に入れてしまったらもうそれ以外の選択肢無くなってしまうのが悲しい

そして武器の話。

剣、槍、こん棒、斧、、と武器の種類はそこそこあるんですけど
RPGに良くあるメイスはスケルトン系に効くとかそういうのは無い…と思う。
違いと言えば、威力はもちろんだけど攻撃スピードの違いぐらいかなぁ

ただこの攻撃スピードが遅いと大概の攻撃は防御されてしまうのでダメージ入らないまま戦闘が続く……ってのがしばしば
だから序盤から中盤は威力低めだけど攻撃スピードの速いショートソードばっか使ってました

◇スキル上げ作業がいる

使いたい武器を適切に使おうもんならスキルが適正値ないとダメなんですが
スキル上げる方法が、初見のモンスターと戦う(4pt～10pt)。訓練生相手にひたすら訓練(1pt～3pt)の二種類だったかなぁ
当然、モンスターとの戦闘だけでは限界がくるんで訓練生相手にひたすら打ち込み作業が必要なわけで。これがまぁ大変

でもスキル値上げないと攻撃速度が上がらないので使い物にならないわけですね

◇魔法

中盤になると魔法を覚えさせてくれるんですけど、魔法発動がタイミングゲーでこれがまぁまぁシビア
ご丁寧に師匠が「今だ！」ってタイミングを指示してくれるんですけどこれがまぁまぁシビア
俺の液晶テレビはアナログ接続だと遅延があるんですけど、これじゃ「今だ」のタイミングで放ってももう一息じゃになってしまう。
しょうがねぇからブラウン管テレビ引っ張り出してやったよ。

昔のゲームってブラウン管前提の(ブラウン管しか無かったけど)タイミングだったりするからブラウン管捨てられねぇんだよなぁ

でも物理攻撃が効かない敵がいたりするので魔法も使わざるを得ない
エスケープ(ダンジョンからの脱出魔法)>ファイヤボール(単体攻撃)>フリーズ(単体静止)>ファイヤストーム(全体魔法)>その他
って感じでした。ボス戦は大体フリーズとか効きにくいし、単体しか出てこないのでファイヤボールでダメージ入れておくかーぐらいで
基本は殴り合いなのでね。ただフリーズが入る敵なら一方的にボコボコにできるので強かった。

◇仲間を自由に雇えない

サブクエを受注した時のみ仲間を雇えてそのまま強制的にサブクエのダンジョンに行かされる
仲間がいるとだいたい仲間ばかり敵が狙うので戦闘のテンポが著しく下がる
仲間も律儀にAIBSで戦うっていうね。

でも魔法使いはフリーズを使ってくれるし、戦闘員は体力と与ダメがデカいし道中だったらまぁ
死ぬときゃ死ぬし、なんだったら一人でもなんなくこなせるんで金の無駄って言われると金の無駄。

◇ムービーに無駄がなくテンポが良い

悪く言えばそれムービーいる？って話なんですけど
あまり容量を割けなかったんでしょうけど無駄な間が無くポンポン進んで行きます
ただ結構大事そうなシーンもあっさり進むので緊迫感とかは無いけど。テンペストに緊迫感とか臨場感求めてないよね？

ルナティックドーンブランドを引っ提げてるせいもあってルナドンファンからはお怒りの作品になってるらしいけど
この独特な戦闘システムをこれで終わらせるのはちょっと勿体ないなぁ。もう一、二作続いてたらもっとマシになったかもしれんなぁ

とクリアまでいけました。見ていただいたリスナーの皆様ありがとうございます！