かつて双頭の蛇を祀っていた霞高天ヶ原神社へ 前編
2022年8月4日
2022年8月21日
ではいつもの如く、先に動画の方をご覧ください!
高原町は古くから”蛇信仰”が根付く町なのをご存じでしょうか?
高原町で蛇信仰と聞いたら霞神社が思い浮かびますね
そのお隣に隣接する白龍神社も白蛇を祀っています
今回は、また別の蛇を祀っていた神社、霞高天ヶ原神社を探索していきます。
この霞高天ヶ原神社は昭和59年に建立された神社で白蛇信仰が多い高原町では珍しく金色の蛇を祀っていたらしいです。
そして後に双頭の蛇が発見され、双頭の蛇を祀る神社として一躍有名になったらしいです。
到着。めっちゃ重々しい扉が閉まっていますが
開けてもいいし、迂回路もあるよっていう新設な案内板
開けてもいいなら開けていくしかないでしょ!というわけで開門
すぐ横に監視カメラがあるけど良いって書いてるから良いよね?
動画では使わなかった開門のシーンと突入のシーン
ニーロくんがポイント高いねって言った看板。
シン・ゴジラ味があるらしい
神社へ続く道は太陽光パネルがびっしりと敷き詰められていました
なんなら本殿へ続く階段にまで敷いてて無駄がない。これがSDGsってやつか
とりあえず太陽光パネル付近には立ち入るなと書いてあったので迂回して境内に行きます
鳥居の前に本部と書かれた建物がありました
センサーライトは着くけど人がいる気配が無い
双蛇の神様と書かれていますが、この神社には双頭の蛇が祀られていたそうです
高原町自体が蛇信仰を残す町なので順当っちゃ順当なんですが
向かいには仏像と石碑が置いてました
この石碑は双頭の蛇の慰霊碑でした
平成14年(2002年)頃に亡くなったそうです
半信半疑でしたが確かに双頭の蛇が存在していたんですね
そしていよいよ
鳥居の先にある神社を目指します
神社に続く道とは思えない道を行きます
夏真っ盛りに行くもんじゃねーな
しばらく進んでいくと看板が出てきました
この看板、藪で隠れて見えませんが『21世紀霧島山系を水の都と緑豊かな古代の森に甦らそう!!』と書いてあるっぽいです。
そしてその脇に双頭の蛇のキャラクターが描かれてるとか……しまったちゃんと確認すればよかった
この看板で分岐になってるんですが、どっちに行っても一応は神社へ続く階段に行けるようになってますね
見えるアスファルトが神社に続いてるんだなと実感しますね
実感していますよ!生きてるっていう実感を!
歩き出すこと10分ほどで本殿へ続く階段へと出ました
近くで見ると益々立派な本殿です
しかし雑草が伸びまくりですな
門の根本には狛犬ならぬ狛蛇が置いてありました
一応、お賽銭する
しかし2回投げて入らない上にお賽銭に直接入れても入らないという鷹野もびっくりの投擲
機能してない神社にお賽銭はいらないという蛇神様のご厚意かもしれませんね
本殿の中はもぬけの殻でした
中央には蛇のオブジェが鎮座していました
なんでこの一個だけ残されてるのでしょうか?
と毎度のことながら神社の周辺を周ってみることに
するとなんとこの本殿の裏に洞窟が
ニーロくんが買って出番のなかったヘルメッ帽をかぶる
ライト持ってこいって言わなかった事を責められまくるひらかず……
※持ってこいとは一言も言ってない
ててん!!
洞窟自体は短く、人一人が入れるぐらいの深さでしたがそれ以上に目を引く紋様が
不動明王には高橋タタミ店と書かれていますが寄贈されたのでしょうか?
しかしその背後にある六芒星は……?
ニーロ隊長が後ろに後ずさる演技したって言ってましたけど
普通になんかネズミとか生き物が出てきたのかなって思ったよね
横には蝋燭を立てる台
そして後ろに置かれていた石碑は、『モーセの十戒』を示した物でした
洞窟という環境と不動明王の背後に崩れてる木材の衝立で隠されていたんでしょう
全景
状態はキレイはいいんだけどなんで神社の裏に、そして不動明王で隠されていたのか…?
愛嬌のある不動明王の石板
この洞窟に行くための階段があり、本殿は後で建てられたのではないでしょうか
この不動明王がいつ置かれたのかは不明なのでなぜ十戒の石板を隠すように置かれたっていう疑問は拭えませんが
もしかしたら単に置くスペースが無くていいやここでってノリかもしんないけど
この本殿の脇にある小屋
から上へと続く参道と思われる道を発見伝!
思ったより長くなりそうなので後編に続きます!
そちらもぜひ読んで頂けると嬉しいです!
ほなねん
今回使用させていただいた楽曲
決戦 田中芳典さん
疑いこそすれ、信じるなどとても 稿屋 隆さん
厳かな武家屋敷 alaki pacaさん
篝火 shimtoneさん
潜む怪奇 とらさぶさん
バーサス・ナイト MAKOOTOさん