日記。23/1/16(金)

1/16 晴れ
10日ぶりぐらいに日記を書く。
ここ最近は配信しながら家の片づけをしていたのでサボってました。

起きると置いてあった座椅子に猫がオシッコしててお湯とハイターで洗う作業から始まった

3日ぶりぐらいに晴れたので洗濯をする。
ふと病院に洗濯物を取りに行かなきゃ……って考えて我に返る。ボーッとしてるとまだ入院してる感覚になる
するとお姉ちゃんから電話があって色々と話し込んだ。新聞紙を送ってくれることになった。
まだ食器を片付けてないからかなり使うと思う。

今日は、朝はノコギリを買ってきて俺の部屋のPCデスクと長椅子を分解してやろうと思う。
ナフコに行って予算1000円程度でいくつか見比べるけどこの価格帯じゃ多分どれ買っても変わらないと思うので最初に手にとったノコギリにした。
インスピレーションって意外に大事だったりするから

このノコギリが正解だったのかもしれない。かなりザクザク切れて気持ちがいい。
鉄用のノコギリで木を切っていた時は次に行きたくないぐらい疲れるわ時間かかるわだったんだけど
それより乾いて太い物もあっという間に切れて気分が良い。

そしてザクザク切れたことに気分を良くして今まで敬遠してたブラウン管を解体しようと意気込んだ
外に転がしてた小さめのブラウン管をまず練習としてバラすことにする。処理場に持って行くと2000円ちょい取られるのだ

裏側は4本のビスを外すだけで簡単に外すことができた。
中をのぞくと動画で見たような真空管が顔を表す。もうすでにこの付近を触るのに気を遣う。

配線をパチンパチンとニッパーで切っていって基盤を抜こうとするが外れない…仕方ないのでモニター部分を引っこ抜くことにした。
引っこ抜いたモニター部分を新調に袋を入れたダンボールに入れる。いよいよ真空管を割る段階に入った
するとコメントで「ガムテープを巻いてたよね動画だと」ときたので慌ててガムテープを取ってきて真空管に巻く。

上からダンボールを当ててハンマーで恐る恐る打ち付けてみるも手ごたえが無い
パキッと基盤が先に割れてしまった。もっと勢いをつけて殴らないとダメなのかと思い切ってぶん殴ったらシュー……と僅かに空気が抜ける(実際は入ってる)音がした。これが爆縮と呼ばれる現象なのか

正直、こんなもんなのかという感想しか出てこなかった。
爆縮という言葉…という爆という文字が恐怖心を煽ってたな

後は正面のガラスをガンガンに殴りつけてぶっ壊していく

これでブラウン管の解体は終了だ。
調子に乗ったので
もう一つ、俺が部屋で眠らせてたブラウン管(大)を分解していく。

全然、サイズが大きいだけで構造は先ほどのブラウン管と全く一緒だ
手慣れた感じで真空管も爆縮させてバラしていく。

サイズから想像できる話だがガラスの量が半端なく多かった
ブラウン管二台分のガラスはもう袋が悲鳴を上げるほど重かったので半分にすることにした

気づけば15時頃。真面目に解体してると時間がアッという間に過ぎてしまう
もはやただの障害でしかなかったブラウン管が無くなったことで家の中の往来が簡単になったのは良い

休憩を挟みつつ、俺の部屋に残ってる食器棚…というべきか、炊飯器を置く棚も1m以内なので燃えるごみの大袋を貼れば回収してくれるので、外に持って行こうとするが思ったより重い。
これを抱えて階段を降りられる自身が無かったのでバラしてみようと思う。

確かお婆ちゃん絡みの家具だった気がする。昭和の家具はしっかりと作られていて中々、つけ入る隙が無い。

18時を回るのに「ハンマーでたたけばいいじゃん」とか「思いっきり蹴飛ばすけどな俺ならw」みたいなコメントが飛んでくるけど君らは夜中でもハンマーで叩いたりするんか?

その間にリスナーが50人になっていてコメントがしっちゃかめっちゃかになってしまった。
1週間以上もこんな配信してると「引っ越すの?」「解体してるの?」「なにしてるの?」みたいなコメントが連日飛んでくるのだが毎日毎日相手にするといい加減鬱陶しくなる。

適当にあしらいながら頑張ってるとやっとバラすことができた。

バラした物を大袋に入れると重くて袋が弱音をあげそうだったので外に持って行って詰め直すことにした。
袋に入れてゴミ捨て場に持って行けば後は清掃員さんの仕事だからな!頑張ってくれ!!

棚の床板にキャスターがついてるんだけどそれを荷物の移動に使ったらいいじゃんというコメントは目から鱗が落ちる思いだった。
多分、この人は賢い人なんだと思う。

解体し終わるともう19時を回っていた。晩飯はごつ盛りにした
今日も一日が終わって夜も更けてしまった。

ダイソーに圧縮袋を買いに行ったら兄貴からメッセージでLINEが届いてねぇよと来るので再送した
良くしてくれてるKおじさんとオカンが映ってる昔の写真を見たので兄貴に頼んで送ってくれとLINEした。

既読がついて数分で目的の写真が送られてきた。やるじゃん兄貴!!出来る子って思ってたよ!のLINEは既読スルーされてしまった

部屋の掃除もいよいよ終わりの目星がついてきた感じがある
メルカリがさっさと売れてくれればいいんだけど捨て値で売るのはちょっと憚れるからなぁ

メルカリは出品しているけど売れる気配がない
意外に相場というものが難しい。

読みたくないなと思いながら避けてた母の日記を読んでしまい、案の定涙してしまった。
年を書いてないんだけど入院の記録から多分大体、5、6年前の日記で「あと5年生きたい」とか「70歳になったら寿命だヨ!」とか書いてあって有言実行だったんだなと涙しながら感心してしまった。

お姉ちゃんとか兄貴とかみんなは40代ぐらいのオカンをイメージ像としてあげるんだけど俺の中ではやっぱり闘病が始まった60歳ぐらいからのイメージなんだよね。
遺影にはその40代ぐらいの写真を選んでるから俺の認識となんか微妙にちぐはぐ感がある…。

あんまり臭いこと言いたくないけど、日記に綴られてる文字から温もりを感じた気がした

今頃は亡くなった親父とまた夫婦やってるといいな!


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