日記。22/12/30(土)
2022年12月30日
朝、灯油ストーブを使って暖を取ってるんだけど途中で消えてしまった。
灯油が無くなるとぼ、ぼ、ぼ、ぼ…という感じで消えていくんだなって思った。
出かける支度をして病院に行く
今日は、急患の患者さんが入ってきたため個室から4人部屋に移ったと
4人部屋つっても一人しか入ってないから面会できるらしい。今後、4人部屋のまま他の患者さんが入ってくると面会出来なくなるんだって。嫌だね
病室を案内されてはいるとめっちゃ具合悪そうだった。
痰が絡んでゴロゴロと鳴ってるしで今までで一番悪いイメージ。
モニターに出てる心拍数の数字も170とか今まで見たこと無い数字が出されてる。
声も出なかったからほとんど会話もできなかった
あまりにだったので看護師さん(男性)を呼んで痰の吸引をお願いした。
取ってくれたもののあまり容態が変わらない…
痰って取っても取っても次々出るからしょうがないのかな。
お茶が飲みたいと(辛うじて)伝えてくるのでお茶の入った小瓶(みたいなの)を口元に持って行くんだけど
今までは吸ってくれたんだけど今日は吸ってくれない。
口に流し込んでみるけどコクンって飲む仕草が見られなかったとお姉ちゃんが看護師さんを呼ぶと女性の看護師さんが来てくれてまた吸引してみますって今度は病室の外に出された。
呆然と待ってると「痰がいっぱい溜まってるねぇー」という声と吸引する音が響いてくる
一応、少し前に吸引をお願いしたばかりなんですけど……と看護師さんでもやり方が匙加減が違うんだなと考えてた。
終わりました~と言われて再び病室に入ると目を見開いて口をムッと閉じてた姿が異様だった。
吸引は痛いって言ってたけどこの何もできなさはやるせない
でも心拍数は、今までと同じぐらいの140台に落ち着いてくれた。
落ち着いてくれたっていうけど140は常に全力疾走している状態の数字らしい。
それだけ心臓が血液を送り出すために頑張っているんだと。
どこかのタイミングは忘れたけど傍に立ってた俺の服を掴んだ仕草をしたのが辛かった
普段、そんな事しなかったのに今日は、っていうかずっとか。辛いんだろうなって伝わる。
でも何もしてあげられることがない。何を思って服を掴んだんだろうか
そんな悪い状態の中、スッと帰ることができず1時間近く居てしまった
また明日来るねと言って病室を後にした。
このままいけばどこかのタイミングで俺一人で面会することになるんだけど耐えられる気がしない。
トライアルに寄って帰路に着いた。
家に着くと一階に住んでる気のいいおばちゃんと出くわして話をしたけど心配してくれていた
寒いからもうあまり家から出ないらしい。俺がいなくなったらこのアパートも寂しくなるな
帰宅して、この前訪ねてきた良くしてくれるおじさんが買い物に行こうと電話がかかってきたので行くことにした。
道中、オカンの容態とか話したり思い出話とか聞かせてくれた。
お正月の買い出しとか小さい鏡餅とかを買ってもらった
鏡餅は明日オカンの病室に持って行こうと思う。
んで帰宅するとベッドに横になってタワースワップで遊んでると寝落ちしてしまった
19時頃に目が覚めると「かず、そんな寝ると夜寝れないんじゃない?」と晩飯を食べながら言われてしまった。
もうなんか帰ってくると眠くて眠くて仕方がねーんだ。
なでしこが嫌なことに出くわすと寝る癖があるって提唱してた人いたけど、泣くと疲れるんだよね
なんか全国的に今年も明日で終わってしまうらしい