日記。23/1/4(水)

1/4 晴れ
身体が疲れたからちゃんと睡眠を取りたかった。
でも会館の大広間は電気付けっぱなしにしなきゃいけないので仕方なく法師部屋っていうお寺の住職さんが待機する部屋で寝た。
壁1枚隔てた向こうにオカンがいる感覚は家っぽくて安心感があった。
ただ広間にオカン1人にして夜を過ごしてしまった罪悪感もある

でも疲れてたからすぐ眠れた。

んで朝、8時頃にアラームにて目を覚ます。
今日は9時に打ち合わせのスケジュール確認のための電話がある
朝ごはんを買いにコンビニに行ってカップ蕎麦を買って帰る。

9時になると会館のスタッフさんから電話がくる。
確認つっても俺もお姉ちゃんもいるから30分後にはスタッフさんがやってきた。

スケジュールの確認とオカンの遺体のドライアイスを交換してくれた。
俺の年齢を見て「私の長女と同い年ですね。私もそういう年になったのか」と感慨に耽っていた。

んで15時頃に納棺するためスタッフさんがやってきますと言いそのスタッフさんは帰っていった。

帰って少し経つとおじさん(宗教)が連れひとりとやってきた。
おじさん(宗教)ハーレムの内のひとりだ。
オカンからたまに聞く名前の人だった。

かなり泣いてくれた。
おじさん(宗教)は拝むとほいほい席に戻ってきたがお連れさんは長いこと棺の前に立っていた。
別れを惜しんでくれるその姿が嬉しいし、それにつられて俺も泣いてしまう。

今日は義兄さんがいるのでおじさんの話の白羽の矢は義兄さんに向いてくれた。
おじさん(宗教)も釣りをしていた事があるらしく話が盛り上がってるように見えた。

俺はあまりおじさんと話さなかった。良かった良かった

しばらく話すとおじさんも帰って行った。

義兄さんが洗車に行くというのでついでに自宅で降ろしてもらって棺に入れる物の選定を始めた。

生前、オカンが何が好きだったとか何をお気に入りだったのか、見てきたはずなのに覚えてないもんだ。
服は、元気だった頃の服も良いけど、退院したら買ってねと言われて買っておいた真っ赤なトレーナーにしようと思う。
ズボンは正直、何を好んでたわかんなかったのでよく見たような気のするズボンにした。

後はタンスを開けると出るわ出るわ財布の山。
財布が好きであれこれ買ってはまた別のを使ってたりするぐらい財布を買ってたなぁ

これお姉ちゃんが買ってくれたの良いでしょ?とか言ってた3日後には違う財布を使ってる時もあったし。
高いからお気に入りって訳でもないのが凄い。1000円とかの財布がお気に入りになる時もあった。
ただ棺に入れる物は金属が使われてたらNGなので、どれもこれもファスナーが付いてる物ばかりだったので財布を入れるのは止めた。

バッグも好きだったんだけど同じ理由で止めた。
となると生前好きだった物の選択肢が無くなってくる。
Netflix繋いだら色々なドラマを見てたからNetflixのカードを入れようかなと思った。思っただけ

お菓子とか食べ物を入れるのも良いらしいが好きなお菓子なんてとんと思いつかない。

家族が好きで人が好きな人だったから写真たくさん入れてあげようと思う。

あぁ、俺のへその緒が出てきたからこれも入れておこうと思う。
ただプラスチックはNGなので100均で木箱を買う必要がある

俺が持っておくもんでもねーだろうし

まぁ入れる物に関してはおいおい考えよう。

んで洗車が終わった義兄さんの車に拾ってもらって釣具店に寄って会館へと戻った。

14時半頃戻ったらスタッフさんがやってきていて下準備を初めていた。

ほどなくして棺が運ばれてくる。
んで15時になって男性の方に手伝ってもらいたいと俺と義兄さんと、姪(姉)の3人で持ち上げて棺へと納める。

せーので持ち上げる。意外に重かった。
3人でもこんなに重いんだからドール趣味の人は大変だな

棺に綺麗に納まる。
蓋が閉められ顔のトビラが開いて出棺の日まで対面できるようになっている。

皆でその姿を見てるとお姉ちゃんの涙腺が崩壊した。
今まで実感わかなかったらしいがこの棺に納まる姿を見て急に現実感に襲われたらしい。

俺はなんか未だに半分夢気分だ。

ほんで三途の川の渡し船の賃金として六文銭が必要なんだが、硬貨や紙幣を入れるわけにもいかないので印刷した六文銭を入れていた。意味合い的には同じものです。と注釈もついて

三途の川は未だに通貨単位が文なんですねってポロっと口をついて出てしまった。
キャッシュレスになるかもしれませんねなんて話して棺は閉められた。

んでスタッフさんから棺に入れる物の注意点や葬式の流れ、スケジュールを確認して帰っていった。

やっと今日の流れが終わるなぁなんて一息ついたら姪(姉)の友人がお参りに来て下さるということなので俺は100均に行く体で逃げた。
お姉ちゃんに帰ったらLINEしてと伝えて。
ここで16時半ぐらい。

会館を出る時におじさん(関東)から電話があって喋りながら会館を出るとちょうど友人さんが駐車場に入ってくるところだった。

軽く頭を下げたけど急用で出ていった感出たかな?

んでおじさん(関東)に遅ればせながらご連絡しましたと改めて報告と、お墓の件を相談した。
するとお寺に掛け合ってみるから少し時間をくれと言ってもらった。
おじさん(関東)はお婆ちゃん(おじさんの母)がコロナに感染したから離れられなくて申し訳ないと言ってくれた。

んでキャンドゥに行って小さめの木箱を見つけるけどチョークと書いてある箱に入れるのもダサい感じがしたので紙やすりも一緒に買って近くの公園で削ぎ落とした。

宮崎の公園で一身にヤスリ掛けしてる人がいたら僕です。

思ってたより早く印字が消えたのでやる事が無くなってしまった。
40分ぐらいぼーーっとしてたけどLINEはまだこない。
スマホの充電も心許なくなってきたので会館に戻ろうかな~と前を通り過ぎるとまだ車が停まっていたので、このまままっすぐ自宅に帰ることにした。

まぁ自宅に帰ってもやる事ないし、ぼーっと配信見てたらご飯食べてない事を思い出してカップラーメンにお湯を入れる19時頃。
まだLINEはない

ラーメンをゆっくり食べ終える頃にお姉ちゃんからLINEが入った。

結局、3時間ぐらい居たのか…。
なんかお参りに来てくれて嬉しいけど長居されるとされたで厚かましいなと思ってしまう。
でも対応するのが嫌で逃げてる身なのでこの感情と相殺することにした。
どうでもいいけど相殺をそうさつと打ったら相殺(さい)と変換候補に出てきた。
何様だてめー!

カップラーメン食べちゃったから晩飯買うなら俺の分は気にしなくていいよと送ったけど俺の分も買っておくときた。

なんかまっすぐ帰るのもちょっと憚られるので河川敷で夜風に当たった。

ぼーっと暗闇を見てると嫌なことばかり思い出して涙が止まらなくなったので泣けるだけ泣いた。

20時頃になって河川敷を離れて30分ほどで会館に帰った。

帰ると義兄さんしかいなかった。
人見知りの俺だけど義兄さんはお喋りなタイプじゃないから一緒にいても割と苦じゃないほう。

今のうちにとFGOのミッションをこなしてるとお姉ちゃん達が帰ってきて晩飯となった。

やっぱカップラーメンじゃ少し歩くだけでお腹が空くなぁ
買ってもらったお弁当を頂いた。

みんなら食べ終わって各々のタイミングで2階に引き上げていった。


ほんでお姉ちゃんと俺でお参りに来てくださった姪の友人から頂いた香典とお菓子を回収して記帳しておく。
お菓子も置いておくのかもしれないが、折角頂いたのでオカンの分を少し取り分けて壇上にお供えした。

なんてことをしていたら姪の子供が1人降りてきた。
お姉ちゃんがお菓子の匂いを勘づいたなと言ったがお婆ちゃんにオヤスミを言いに来たそう。
テクテクと和室に上がって線香を上げてる様を見て感心した。
俺が小2でもこんな事出来なかったろうな


んでお風呂もみんな入ったらしいので最後に俺が入った。
昨日はこの広い部屋に1人で寝かせてしまったので今日は一緒の部屋で寝ることにする。

明日は兄貴が宮崎に来るぞー!


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